VTuberドラマ「四月一日さん家の」からVTuberの新たな可能性について考えてみた

2月21日、VTuber界に衝撃の朗報が届いてきました。
それが以下になります。

なんとVTuberがドラマ化するということになりました!

VTuberが他の人格を演じてドラマを作ることはおそらく初めてで自分はこのツイートを見たときに衝撃を受けました。

今回はこのVTuberが他の人格を演ずることについて自分が考えたことを書いていきたいと思います!

◆VTuberアニメとVTuberドラマの違い

VTuberアニメの「バーチャルさんはみている」ではVTuberが出演するときはそのVTuber本人の人格をそのまま出したまま演じています。

それに対してVTuberドラマ「四月一日さん家の」ではVTuberが他の人格を演じるという新しい試みをしています。

具体的に言うと、このドラマに出演予定の普段VTuberとして活躍している「ときのそらさん」はドラマの中では「四月一日一花(わたぬきいちか)」という名前の25歳の女性を演じています。

「ときのそらさん」の場合は本人のイメージに合った役どころを演じる予定です。
しかし、他のキャストである「響木アオさん」は本人の快活なイメージとは異なり、冷静な女子大生「四月一日三樹(わたぬきみつき)」を演じる予定です。

VTuberアニメである「バーチャルさんはみている」ではVTuber本人が演ずるためどうしてもバラエティに近い内容になっています。

実写で近いものを考えると「バーチャルさんはみている」は「はねるのトびら」に近いと思います(自分としては「バーチャルさんはみている」的な方向性ももっと広げることができると思っていますが本題と違うためここでは触れません)。

それに対して「四月一日さん家の」は完全に実写のドラマと同じ構造であるといえるでしょう。

バーチャルとリアルの違いこそありますが、他の人格を演じるという意味では完全にドラマと同じ構造をしています。

何かしら物語性を具備させるには、普段の演者の個性を出さないという方法をとらないといけないのです。

演者の個性が強く出てしまうと純粋な物語を楽しむことができないのだと思われます。

つまり「四月一日さん家の」でVTuberが他の人格を演じるのは物語を作るうえで重要な要素であるということです(必須といってもいいのかもしれません)。

◆面白くなるかは脚本次第

上記にて「四月一日さん家の」は普通の実写ドラマと同じく演じるという構造に落とし込めているから物語を作りやすくなると書きました。

ドラマと同じ構造に落とし込めているので面白くなるかは結局脚本次第ということになります。

たとえ演技がうまい俳優さんが出ているドラマでも脚本が面白くなければ駄作といわれてしまいます。

それと同じように「四月一日さん家の」でも役者のキャスティングより脚本が重要だと思います(もちろん役者が物語を引き立てることも多々あるとは思いますが)。

◆「四月一日さん家の」はどうなるか?【自分の予想】

現時点で公開されているのは「四月一日さん家の」のPVと出演生放送、公式サイトにて得られる情報のみです。

PVを見てみると、それぞれのカットがとてもいい感じに見えます。

考えてみれば3Dでモーションをつけるのでなく実際に演技をさせて撮るという試みは何気に初なのではないかと思います(もしかしたら他のVTuberさんでやってる人もいるかもしれませんが)。

上記のような撮影方法で撮った場合、なんとなく映像として違和感が出てしまうのではないかと思っていましたがPVを見た限り自然な映像になっていました。

「四月一日さんちの」の出演生放送で言っていたことなんですが、普段のVTuberの動画で撮るときは動きがどうしても派手になってしまいがちらしいです。

実際、3DのVTuberの動画を見る限り派手な場合が多いと思います(youtube動画の場合は動きが派手な方が映えるのでしょう)。

「四月一日さん家の」ではできるだけ自然な形で、実際のドラマのように撮っているといっていました。

驚くところも、あまりオーバーになりすぎない演技をして、実際驚くような形を理想として演技しているそうです。

撮り方に関しては完全にドラマというように見えます。

そういった細部の気遣いがあり、アイデアもいろいろ入っているので、個人的には「四月一日さん家の」はとても期待できる内容になっているのではないかと思っています。

◆「四月一日さん家の」では新しい感覚が体験できる

「四月一日さん家の」では新しいものが見れるのではないかという予想をしています。
VTuberの実在感ということがよく取り沙汰されます。

その実在感は2Dより3Dのほうが、また3Dをディスプレイで見るよりVRデバイスを使ってみる方が感じやすいといわれています。

これは3DやVRデバイスのほうが細部が人間っぽく、実際の人間に近い動きをするので実際にいるという錯覚をする確率が高くなるからでしょう。

VTuberの実在性の話に関しては以下の佐藤ホームズさんと天開示さんの対談動画で詳細に語られていますので興味がある方はみることをお勧めいたします。

「四月一日さん家の」では新たな実在感を感じさせてくれるのではないかと思っています。

自分にはキズナアイさんを初めて見たときに感じた3Dに対する実在感がありました。

キズナアイさんの動画の場合はほぼ1カメラで撮っている演出となっており、素のキズナアイを見せてくれます。

そのリアルな動きの実在感によってVTuberブームという現象が起きるくらいフィーバーしました。

1カメラなので実際のyoutuber的な動画や実際に見る光景を模倣しています。

実際の動きや動画を模倣しているからこその実在感といってもいいかもしれません。

対して、「四月一日さん家の」では複数のアングルからのカメラで撮るという要素や別の人格を演じるという要素が入っています。

これはドラマを模倣しています。

この「ドラマを模倣する」ということが「3DのVTuber動画」で感じていた実在感とはまた違った新しい実在感を感じさせてくれるのではないかと思っています。

◆まとめ

「四月一日さん家の」は脚本次第ですが、撮り方としてはまだやったことがないと思われるので実際に見てみるのが個人的にはとても楽しみです。

もし成功したらVTuberのドラマをたくさん作ってほしいという願望があります。

VTuberのドラマの場合、3Dモデルの製作費などのため、舞台や衣装などがあまり用意できないといったデメリットもあるので、なかなか大規模な物語は難しい気もしますがいつかそういったものを見てみたいという思いがあります(リソースに制限があるという意味では少人数演劇に近いのかもしれません)。

以上で「四月一日さんちの」の記事を終わらせていただきたいと思います。

ここまで見ていただいた方ありがとうございました!

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