『バーチャルさんはみている』が面白くない理由と改善案を考えてみた(カメラワーク編)

1月9日からアニメ『バーチャルさんはみている』の放送が開始されました。
SNSなどを見ると、「脚本がつまらない」、「地上波で流すレベルではない」、「素材の味を殺している」など悪い評価が目立ちます。

『バーチャルさんはみている』に悪評が多い理由としては、様々な要因があると思います。
今回はカメラワーク編ということで『バーチャルさんはみている』のカメラワークのどこが悪かったか、またはその改善方法について自分が考えたことを書いていきたいと思います。

◆ゲーム部のカメラワークが普段の動画と違う

比較しやすい対象として普段演劇系の動画をアップロードしているゲーム部を取り上げたいと思います。

『バーチャルさんはみている』でのゲーム部コーナーと普段youtubeのチャンネルで投稿されているゲーム部の動画を見比べてみると明らかに違う点があります。

それは普段の動画ではエフェクトやカメラワークをうまく使っているのに対して、『バーチャルさんがみている』ではカメラがぶれているという点です

もっと具体的に言うと、ズームアップが中途半端だったり、意味もなくカメラが動いたりするのです。
これが動画として見づらくなっている原因だと考えられます。

おそらく撮影方法が『にじさんじのくじじゅうじ」のように演者がリアルタイムでモーションをつけて声をあてそれをカメラで撮っているでカメラがぶれてしまうのだと思われます。(ゲーム部チャンネルの動画の場合はおそらくモーションを先に作っておいて声は後付けだと思われます)

『バーチャルさんはみている』のほとんどのコーナーでこの撮影方法をとっています。

人狼などのコラボや3DのVTuberさんがやっている普段の動画の場合はこれでも違和感はないと思いますが、この撮影方法はアニメと相性が悪いと思います。

◆見やすかったコーナー

このアニメではほとんどのコーナーで上記のような撮影方法をとっており全体的に見づらくなっています。

しかし、そのような撮影方法でも比較的見やすかったコーナーもあります。(あくまでも映像的に見やすいと言っているだけであって面白さとは言ってないです)
それは以下のコーナーです。

  1. シロちゃんのうんちく(うんちく横丁)
  2. 委員長のコーナー(委員長3時です)
  3. unityちゃんのコーナー(ユニティちゃんはコロがりたい)
  4. シスタークレアのコーナー(聞いてよしすたぁ!)

シロちゃんのコーナーに関しては店の全景のカットとシロちゃんのズームカット、客のズームカットのようにほぼカメラを固定したカットになっているため見やすいのだと思われます。

委員長のコーナーやunityちゃんのコーナー、シスタークレアのコーナーも無駄にカメラが動くことなくカメラ固定のカットが多いため見やすくなっていると思います。

◆カメラワークの改善策

改善策としてはもうやっているコーナーもありますが、カメラをできるだけ固定し派手な動きを演者さんにさせないことだと思います。

とくに動きで見づらくなっているコーナーは「メインの6人がエヴァの制服着てるコーナー」と「田中ヒメとミライアカリのコーナー」です。
このコーナーに関しては無駄に大きい動きが多すぎて、動きを見るだけで脳のリソースが持ってかれて話が頭に入ってこないです。

アニメなのだから動いたほうがいいのではないか?という意見もあるかと思います。
しかし無駄にキャラクターを動かすということがアニメーションとして気持ちのいい動きになるとは限りません。
そしてこのアニメでの大きい動きは見て気持ちのいい動きではなく、逆に見て混乱するだけの動きになっていると思います。

◆舞台装置の重要性

上記でシロちゃんのうんちくのコーナーはカメラ固定のカットが多くて見やすいと書きました。
これは舞台装置として屋台を使用しているためカメラ固定のカットが作りやすいため見やすくなっていると考えられます。

田中ヒメとミライアカリのコーナーもカメラ固定のカットを作り出すためにどのような舞台装置を使えばいいかを考えたほうがいいのではないかと思います。

例えばの話ですがこのコーナーの主題は悩み相談なので見やすい構図として両者の間にテーブルを置いてラジオの収録室的な構図にしたり、もしくはソファを置いて徹子の部屋風の対談部屋みたいな構図が考えられます。(この辺りは素人考えなのでもっとキャラにあった舞台装置はあると思いますが・・・)

「6人が教室にいるコーナー」でうまくカメラ固定のカットを作り出す構図を考えるのは難しいと思います。(例が思いつきません・・・)
そもそもカオスな話で動きも多めにならざるを得ないコーナーなので見やすくするのは無理なのではないかと思います。

◆まとめ

以上が個人的に考えたカメラワークの問題点と解決策です。

おそらくアニメをより良いものとする場合は普段のゲーム部チャンネルのようにモーションを手作業でつけて後でアフレコをするという形式が一番いいのだと思います。(ゲーム部が本当にこの方法で作ってるのかは不明ですが・・・)

これは想像なのですが、『バーチャルさんはみている』の製作期間が短かったためゲーム部のような撮り方で撮るのが無理だったのではないかと思います。

個人的にはVTuber業界をもっと盛り上げてほしいので成功してほしいと考えていますがどうなるのでしょうか?
このあたりはアニメの出来と売り上げが確実に相関するともいえないのでわからないところですが・・・

今回はこのくらいで終わりたいと思います。(気が向いたら脚本編も書くかもしれません)
ここまで見てくださった方ありがとうございました!

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